Nov 03,2021 15:05 pm / カテゴリー: 光学ディスク

DVDとブルーレイの違いを知っていますか?

DVDの後継規格として普及しているブルーレイ、大手電機メーカーが取り扱っているレコーダーはDVD・HDDレコーダーよりも、今ではブルーレイディスクレコーダー(Blu-ray disc recorder)が多くなり主流になっています。

しかし、ブルーレイディスクレコーダーが販売された当初は、まだ本体価格が高額だったので、今でもDVD・HDDレコーダーを使っている方も多いのではないでしょうか。そんな方はブルーレイのことを聞かれても、「ブルーレイって画質が綺麗なんだよね」ぐらいしか答えられないでしょう。

ブルーレイの特徴は画質だけではありません。そこで今回はブルーレイとDVDの違いについて説明していきたいと思います。

Blu-rayとDVDの違いですが、両方ともサイズは変わらないもののBlu-rayのほうが次世代型なので性能が優れています。 それでは大きく違う部分をピックアップしていきます。

DVDとブルーレイの違いは下記で通りです。

①画質が違う

DVDの解像度は720×480(約35万画素)ですが、Blu-rayの解像度は1920×1080(約207万画素)です。 約6倍も違うのでBlu-rayの画質は鮮明でクリアですが、DVDの画質はぼやけていて違いがでます。 実際に映像を見比べないとイメージがわかないと思います。その違いはネット上にある画像や動画で見られるので検索してみてはいかがでしょうか。

DVDとブルーレイの違い-画質

②容量が違う

記憶容量の違いをみると、さらにBlu-rayの性能の高さがわかります。 DVDの容量は片面1層4.7GB、片面2層8.54GB、両面1層9.4GB、両面2層17.08GBですが、blu-rayの容量は片面1層25GB、片面2層50GBとケタが全然違います。片面1層で比べてみると、容量の差は約5倍もあります。5枚セットのDVDを買っても容量の合計は23.5GBですのでblu-ray1枚分の容量にもなりません。

またBDXL(ブルーレイの拡張規格)の容量は片面3層100GB、片面4層128GB までデータの保存できます。ですが、データの保存や再生するのにはBDXLに対応したレコーダーやパソコンが必要です。

DVDとブルーレイの違い-容量

③録画時間

容量が大きいということは長時間録画でき取得できる情報量も変わってくるので、blu-rayには高画質のハイビジョン映像を保存することが可能です。

地上デジタル放送のハイビジョン映像を録画したい場合、blu-rayの片面1層25GBでは約3時間(BSデジタルの場合、約2時間)録画することができます。一方、DVDの片面1層4.7GBの場合、高画質モードで約40分しか録画できません。画質を落すことになりますが、録画モードを変更すれば長時間録画することはできます。

DVDとブルーレイの違い-録画時間

④対応再生機器

レンタルショップでブルーレイディスクの映画を借りてきたものの、お使いの再生機器で再生できず、失敗した経験がある方もいるはずです。ブルーレイディスクはブルーレイに対応しているレコーダーやプレーヤーなどの再生機器でなければ再生することができません。

ですが、DVDを再生するのには、それらの対応機器で再生することができます。DVD・HDDレコーダーを使ってテレビでDVDを見ている方は、お使いのパソコンがブルーレイに対応していることに気づいていない場合もありますので確認してみましょう。

DVDとブルーレイの違い-対応再生機器

⑤確認方法

パソコンによってはパソコン本体に「Blu-ray Disc」と表示された青色のシールが貼ってあります。それがブルーレイに対応しているパソコンの目印です。

また、そのシールがない場合は次の方法で確認してみましょう。デスクトップ画面左下の「スタート」「コンピューター」をクリックします。表示された画面の「リムーバブル記憶があるデバイス」という項目に、「BD」が頭につくドライブがあれば、そのパソコンはブルーレイに対応しています。

DVDとブルーレイの違い-確認方法


⑥価格

気になる価格ですが、ディスクの価格は容量の少ないDVDのほうが安いですが、メーカーにこだわらず20枚入りのものだとDVDもブルーレイも大して価格に違いはありません。 それで合計の容量を考えればブルーレイディスクのほうが断然お得です。

レコーダーもものによってはDVD・HDDレコーダーよりもブルーレイディスクレコーダーのほうが安いものもありますが、ハイスペックなものは高額です。

DVDとブルーレイの違い-価格

DVD・ブルーレイを書き込みできるソフトとは

一つのソフトで、DVDもブルーレイも書き込みできればいいなと思う人がいるでしょう。ここで紹介したいのはDVD Memoryyです。DVD Memoryを使って、簡単に動画をDVD・ブルーレイやISOに書き込みできます。分かりやすいインターフェイスと簡単な操作で、初心者でも素早くDVD・ブルーレイを作成できます。DVD・ブルーレイの書き込み以外、音楽CD作成スライドショー作成などの機能も利用できます。

DVD焼く・DVD書き込みソフト

ブルーレイ・DVD書き込みするソフト: DVD Memory

  • 多様な動画・画像形式の入力に対応、高性能な編集機能付き
  • 多彩なDVDメニューテンプレートを搭載、チャプター作成可能
  • 豊富なフィルター、タイトル、トランジション搭載
  • 無劣化でデータディスク作成、ISOファイル書き込み、スライドショー作成などの充実な機能
  • 高画質HDビデオ(AVCHD,H264/MPEG4AVC,字幕付MKV等)の入力に対応
  • 保存形式は自由に選択可能。DVDディスク、DVDフォルダ、またはISOイメージファイルへの書き込みに対応
    (※Windows版は更にブルーレイディスク・音楽CD・データディスク作成可能)

1. DVD Memoryで動画をDVDに書き込みする方法

2. DVD Memoryで動画をブルーレイに書き込みする方法

Step 1DVD Memoryを起動し、「Blu-rayディスクを作成」を選びます。

DVDとブルーレイの違い

Step 2ファイルをインポートします。

DVDとブルーレイの違い

Step 3 動画・メニューを編集して、テンプレートを選択します。

DVDとブルーレイの違い

DVDとブルーレイの違い

Step 4Blu-rayディスクを作成します。

DVDとブルーレイの違い


これでDVDとブルーレイの違いが大まかに理解できたかと思います。 理解してしまうと、ブルーレイが欲しくなるのは間違いないでしょう。

鈴木

編集

DVD作成の基本とコツ
newyear-campaign

> DVD作成の基本とコツ > 光学ディスク > dvdとブルーレイの違いを知っていますか?