汎用性大のAVI動画をクロップしましょう
Feb 23, 2023 • カテゴリ: Filmora動画編集
AVIフォーマットは元来、アップルのQuickTimeに対抗するために開発されたものだけに、 一部の古いコーデックではWindows Media Playerで再生可能となっています。
では現在どうかというと、AVI自体はコンテナと化して、各MPEGデータやFLV、MP3などのコーデックでエンコードされたデータを格納しています。再生には、そのデータに適したコーデックでないと再生できない事態になりかねませんが、そこも今は、一括でフルセットのコーデックをダウンロードできるようになったので、扱いが楽になってきました。そのため、一般に動画データとして目に触れるのはデジタルビデオカメラで撮影された映像の場合が多いと思います。
そうなると、家庭旅行の映像や業務上記録動画を撮影し、それを報告用に加工したり紙の資料に落とし込む元データにしますと、AVIデータの使途は公私ともに幅広くありますね。そんな時に、手軽にそれなりの機能があって使いやすいソフトを使用したほうが良いです。今回はWondershare Filmoraというおすすめの動画編集ソフトでAVI動画をクロップする方法を紹介します。
Wondershare FilmoraでAVI動画をクロップする手順
このソフトは、取り込める素材データのフォーマットとして、AVIフォーマットはもとより、AVCHDカメラで撮影したデータやiPhoneやアンドロイドスマートフォン、デジタルカメラなどからのファイルも簡単に取り込めるんです。取り込んだあとの編集も、タイムラインを軸に、直感的な操作で簡単に行えます。
撮影された動画には、そのままの映像を単に繋げて効果をつけて出来上がり、なんてことはなく、周囲の写り込みを消したり、特定の所だけをクローズアップした映像にしたりと、メリハリある仕上がりにしたいですね。そのための操作として動画の「クロップ」を行うのですが、次の手順で作業を行います。
Step1.素材となるデータを取り込みます。
素材となるAVIフォーマットのデータを、ドラッグアンドドロップでメディアライブラリー(画面左上)にもっていくだけで取り込んでくれます。事前の難しいデータ変換など不要です。
Step2.メディアライブラリーからタイムライン(画面下)にドラッグアンドドロップします。
Step3.タイムライン上で、クロップしたい動画データを選択(ハイライト)し、タイムラインの上にある「クロップ」アイコンをクリックするか、右クリックして「クロップとズーム」を選択します。
Step4.レイアウト枠が現れますので、それを画面上で必要な個所のみを囲うようにサイズを調整します。この時に、最終的に出来上がる動画データのアスペクト比を考慮しておいてください。
Step5.レプレビューして問題なければクロップ作業完了です。
このように、データの取り込みからクロップ作業、プレビューと、一連のこの作業が数回のクリックで簡単に出来上がります。
関連記事:iPhoneで撮影した動画、どうやって編集する?クロップ編>>
クロップした後、最終的にAVI形式のビデオデータとして保存・出力していくわけですが、画面の上にある「エクスポート」をクリックして出力のための画面に移動し、AVI形式を選択し、ファイルの名前と保存先を設定し、解像度を必要に合わせて「設定」から調整します。さらに、保存したAVIフォーマットの動画をiPhone、iPad等のデバイスに取り込んだり、YouTubeやVimeoで直接公開することができます。
ヒント:メニューには「ローカル」、「デバイス」、「YouTube」、「Vimeo」、「DVD」があり、AVI形式で出力するには、「ローカル」を選択して、AVIの選択、ファイル名、保存場所の指定と進みます。
すべて、画面を見るだけで自分がしたいこと、すべき操作が見えるので、とても簡単です。
Wondershare Filmoraのクロップ機能で画像を作成するテクニック
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