高機能なフリーソフトと高機能な有償ソフト、どっちの使い勝手が良いの?
動画編集をするソフトは、フリーで使えるものから有償のものまで多く存在していますが、今回はフリーソフトの中では比較的高機能の「AviUtl」と、有償ソフトのなかでも比較的廉価で高機能な「Filmora(旧名:動画編集プロ)」とで、AviUtlの使い方を軸に対比していきたいと思います。
AviUtlの使い方を軸に対比する
まずは、AviUtlの作業画面に、素材となる動画データを取り込んだ段階から話を進めます。
動画編集の作業で中心となるのは、動画データの繋ぎ合わせのほか、不要な部分を削除したり(例えば言葉を噛んだシーンなど)、逆に必要なシーンだけを切り出したり(ここの部分だけを使いたい、という箇所)というところが比重が大きいところかと思います。また、思い出の曲、関連した曲をBGMとして使用して、その動画に華を添えていきますよね。
AviUtlでは、不要な個所、必要な個所、ともにその場所をシークバーで選択し、「削除」か「選択」かで操作します。いくつかの動画データをつなぎ合わせたりするのももちろんのこと、基本的な操作がわかりやすいGUIで簡単にできます。
また、動画ファイルを簡単に編集します。
フィルタを掛けたり動画のリサイズ、音ズレがあった場合の位置調整などなど、一般的な機能プラスアルファがAviUtlには揃っており、プラグインとの組み合わせでフリーとは思えない使い勝手の良さとそれなりのクオリティレベルのある動画を作成することができます。
その操作も、ダイアログウインドウが開いた中で、シンプルかつ分かりやすい方法をとられています。例えば左右に移動するバーで程度を調整したり、数値指定をしたりといった内容です。
ではどういったプラグインがあるのかというと、公式ページにある拡張編集のためのプラグインで 編集中の動画にテキストや切り替え効果などを合成できます。そのほかの場所にも音声をMP3圧縮できるようにするエンコーダーなどなど各種揃っており、動画編集に幅を出すことができます。
注 意:そのプラグイン自体がデメリットにもなり得、使いたい機能が今のファイルメニューに見当たらないとなった場合、プラグインでその機能があるかどうかを確認したり、インストールしないとならない手間が発生します。またパソコン操作自体に慣れていないと、プラグインをダウンロードしてもインストール手順に戸惑ってしまう可能性があります。
一方、「Filmora(旧名:動画編集プロ)」はどうでしょうか?
「Filmora(旧名:動画編集プロ)」では、一度ソフトをインストールすれば、あとでプラグイン等を追加しなくても簡単にAVIやDV、MP4など各種フォーマットに出力ができ、各種SNSやYouTube等にも、手間数を省いてアップロードすることが可能になっています。
さらに、書き出し時のエンコードも、AviUtlで試してみた動画と同じ内容で行った場合、明らかにエンコードの処理スピードは速く感じました。
また、使える効果の種類や設定についても、GUIの使い勝手の良さを前提にしつつ、シンプルな画面構成で、ストーリーボード上で、まさに一コマ一コマに加工を加えることができます。
一般に旅行の時のムービーを加工する際に、より強調したいシーンの再生スピードを遅くして見せたり動画の中に別の動画をワイプのように入れることができたり、今まで単調だった記録ムービーが、皆で楽しめるエンタメ動画として生まれ変わります。
有償だから当たり前ではなく、ほんの少しの投資で、こんなに自由にたくさんのことができるんだと驚きます。
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