DVDとブルーレイの違いを知っていますか?

DVDの後継規格として普及しているブルーレイ

大手電機メーカーが取り扱っているレコーダーはDVD・HDDレコーダーよりも今ではブルーレイディスクレコーダーが多くなり主流になっています。
しかし、ブルーレイディスクレコーダーが販売された当初は、まだ本体価格が高額だったので、今でもDVD・HDDレコーダーを使っている方も多いのではないでしょうか。
そんな方はブルーレイのことを聞かれても「ブルーレイって画質が綺麗なんだよね」ぐらいしか答えられないでしょう。

ブルーレイの特徴は画質だけではありません。
そこで今回はブルーレイとDVDの違いについて説明していきたいと思います。 blu-rayとDVDの違いですが、両方ともサイズは変わらないもののblu-rayのほうが次世代型なので性能が優れています。 それでは大きく違う部分をピックアップしていきます。

1.画質

DVDの解像度は720×480(約35万画素)ですが、blu-rayの解像度は1920×1080(約207万画素)です。 約6倍も違うのでblu-rayの画質は鮮明でクリアですが、DVDの画質はぼやけていて違いがでます。

実際に映像を見比べないとイメージがわかないと思います。
その違いはネット上にある画像や動画で見られるので検索してみてはいかがでしょうか。

2.容量

記憶容量の違いをみると、さらにblu-rayの性能の高さがわかります。

DVDの容量は片面1層4.7GB、片面2層8.54GB、両面1層9.4GB、両面2層17.08GBですが、blu-rayの容量は片面1層25GB、片面2層50GBとケタが全然違います。
片面1層で比べてみると、容量の差は約5倍もあります。
5枚セットのDVDを買っても容量の合計は23.5GBですのでblu-ray1枚分の容量にもなりません。

またBDXL(ブルーレイの拡張規格)の容量は片面3層100GB、片面4層128GB までデータの保存できます。
ですが、データの保存や再生するのにはBDXLに対応したレコーダーやパソコンが必要です。

3.録画時間

容量が大きいということは長時間録画でき取得できる情報量も変わってくるので、blu-rayには高画質のハイビジョン映像を保存することが可能です。

地上デジタル放送のハイビジョン映像を録画したい場合、blu-rayの片面1層25GBでは約3時間(BSデジタルの場合、約2時間)録画することができます。
一方、DVDの片面1層4.7GBの場合、高画質モードで約40分しか録画できません。
画質を落すことになりますが、録画モードを変更すれば長時間録画することはできます。

4.対応再生機器

レンタルショップでブルーレイディスクの映画を借りてきたものの、お使いの再生機器で再生できず、失敗した経験がある方もいるはずです。

ブルーレイディスクはブルーレイに対応しているレコーダーやプレーヤーなどの再生機器でなければ再生することができません。
ですが、DVDを再生するのには、それらの対応機器で再生することができます。
DVD・HDDレコーダーを使ってテレビでDVDを見ている方は、お使いのパソコンがブルーレイに対応していることに気づいていない場合もありますので確認してみましょう。

5.確認方法

パソコンによってはパソコン本体に「Blu-ray Disc」と表示された青色のシールが貼ってあります。
それがブルーレイに対応しているパソコンの目印です。

また、そのシールがない場合は次の方法で確認してみましょう。
デスクトップ画面左下の「スタート」「コンピューター」をクリックします。
表示された画面の「リムーバブル記憶があるデバイス」という項目に、「BD」が頭につくドライブがあれば、そのパソコンはブルーレイに対応しています。

6.価格

気になる価格ですが、ディスクの価格は容量の少ないDVDのほうが安いですが、メーカーにこだわらず20枚入りのものだとDVDもブルーレイも大して価格に違いはありません。
それで合計の容量を考えればブルーレイディスクのほうが断然お得です。

レコーダーもものによってはDVD・HDDレコーダーよりもブルーレイディスクレコーダーのほうが安いものもありますが、ハイスペックなものは高額です。

これでDVDとブルーレイの違いが大まかに理解できたかと思います。 理解してしまうと、ブルーレイが欲しくなるのは間違いないでしょう。