敬老の日

Apr 29,2020 • Filed to: お祭り • Proven solutions

敬老の日とは

敬老の日の由来というのは2つの説があります。

1つは聖徳太子説というのがあります。 聖徳太子は、推古天皇元(593)年、大坂に四天王寺を建立した際に、四箇院の制をとりました。これは、仏法の修行上でいわば寺院そのものなのが敬田院といいます。薬草を植えて薬を調合して病気の人に薬を与える施薬院といいます。身寄りのない病人を寝泊りをさせて治療をする今の病院が療病院となります。身寄りのない老人や子供を収容する老人ホーム・孤児院があります。この4つを四箇院と呼ばれていました。

敬老の日は、1965年に長年にわたり社会に貢献してきた老人を敬愛して長寿を祝う日として9月の第3月曜日を敬老の日として法律で定められました。 その日でまた、福祉に対しての関心を深めて、高齢者の生活の向上に務めるように若い世代に意識を持ってもらうことも合わせて含まれています。もともと、1951年に中央福祉協議会が「としよりの日」と決めましたが、その後1963年に老人の日と老人福祉法の制定に伴って海底されましたが、最終的にはそれから2年後の1965年に現在の敬老の日として定められました。

老人を敬うものとしてもう一つ還暦としてマン60歳になると赤いチャンチャンコを送るという習慣ができています。これは赤ちゃんに戻るという意味で、赤いチャンチャンコとずきんを送るという習慣ができています。その中で9月15日に非田院という老人ホームが建てられたのが発祥と言われている説があります。

もう一つが、養老の滝説というのがあります。

年老いた父親とその息子のお話です。無スッコは木こりで収入も少なかったためお酒を飲ませることができませんでした。息子がある日やまに登って薪を切ろうとしてお足を滑らせてしまいました。谷間に転がり落ちた先には、どこからかお酒の匂いがしていました。周りをみると石の中から水が流れ出ていました。 その水を舐めてみるとなんとお酒の味がしました。 喜んで、その水を家に持ち帰り父親に飲ませてあげました。 その後、毎日その水を汲みに行き、父親が満足するだけ飲ませてあげることができるようになりました。

このことが、元生(げんしょう)天皇に伝わると天皇は、「これは息子のこの上ない孝行を天地の神様がお褒めになったものであろう」と感じその息子に美濃守という役職を与えたそうです。その後、その年の11月に年号を「霊亀」から「養老」と改めました。 この話がなぜ敬老の日になったのかは、元生天皇が、美濃国に向けて旅立ったのが9月の中旬だったそうです。 その頃をちなんで9月15日を敬老の日にしたと伝えられています。

敬老の日プレゼント

敬老の日のプレゼントと言えば最近ではいろいろなものが出回っています。 おじいちゃんに送って喜ばれたプレゼントのベスト5をご紹介します。 第5位はデジタルグッズ、第4位が洋菓子、第3位が和菓子、第2位が花で5位にデジタルグッズが喜ばれるとは、今時のおじいちゃんは進んでいると思いました。やはり第1位はお酒となっています。どの年代もお酒はダイスなのでしょうか。 おじいちゃんでもストレスがあるのだなあを思いました。

酒

次におばあちゃんに喜ばれたプレゼントですが、第5位が財布、第4位がバッグ、第3位が和菓子、第2位が洋菓子となっています。 おじいちゃんとは違い、身に付けるものが結構人気となっています。 お菓子は女性は和菓子より洋菓子が好きなのだということがよくわかりました。 そして、第1位が花となっています。 女性は何歳になっても綺麗なお花を送られると嬉しいものなのだということがよくわかりました。

花

kiki

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