Dec 23,2021 • Filed to: HDD復元 • Proven solutions

写真データ紛失の実体験~義父の還暦旅行~

① 操作ミスで消えてしまった画像データ

一昨年、大好きな義父が還暦を迎えました。 義父は仕事上、九州を中心とした各地の観光地を巡っていて、旅行もとても好きな方なので、家族で話し合い還暦旅行を計画しました。

私は義父の幼少時代~現在の写真をスクリーンに映し出し、懐かしい映像を家族皆で楽しもうと、自宅のパソコンでビデオ作成を行なう事にしました。 写真をパソコンに取り込み作業をしていた矢先、とても大事な画像が消えている事に気付きました。それは、私達の結婚式の画像で義父と一緒に写った写真だったのです・・・

写真データが消えた原因は私のパソコン操作ミスでした。私達の結婚式の時は義父も今より少し若く、懐かしいなぁと思い、その写真を使おうと考えました。結婚式の写真は沢山あったので、その中から義父が写っている写真を収集し、「義父専用」フォルダーに纏めました。

SDカード復元できます

さて、そのフォルダーをビデオ作成ソフトに移す作業。コピー&ペーストが当たり前ですが、私はキーボードのタッチミスでカット&ペーストしてしまったのです。 編集をしている時、出来がイマイチ納得行かなかったので、再度元のフォルダーからビデオ作成ソフトに移す作業を始めました。

その際、「義父専用」フォルダーが無い事に気付きました。最初は意味が分からず、「あれ?お義父さんのフォルダーどこに行ったんだろう?」と不思議に思いましたが、保存先は決まっているので、すぐにフォルダーが消えたと分かりました。

② 泣きじゃくり、大事なデータを雑に取り扱った事に後悔・・・

フォルダーが消えた原因は私のキーボード操作ミスでした。コピー&ペーストが当たり前ですが、私はキーボードのタッチミスでカット&ペーストしてしまったのです。キーボードの「X」と「C」を押し間違えた凡ミスでした・・・

私は不要なデータでパソコンが重くなり、動きが鈍くなる事が嫌いで、バックアップを取らず、ゴミ箱に入っているデータもすぐに空にしてしまう癖があります。 無くさないと後悔しない、何で丁重に取り扱わなかったんだろうと後悔に後悔を重ねました。自然にボロボロと涙が出て来て止まりません。「どうしよう、どうしよう」とずっと泣き、ビデオ作成の作業は完全にストップしました。

③ WondershareのRecoveritを購入

ずーーんと重い気持ちのまま、頭をよぎったのは「何とか写真を取り戻したい」という感情でした。

私は無我夢中でインターネット画面を開き、「データ 復元」で検索をかけました。出て来たのは“○○万円でデータ復元します!”といった専門業者のページでした。しかし、安くても一万円前後の記載。高いなぁ~・・・と思い、一通り業者間の値段を比較しました。

業者の方へ依頼するには値段もですが、依頼→作業→納品と日数が掛かる。早くて数日、一週間程度掛かる業者がほとんど。気が短い私は重い気持ちのままそんなに待てません。その他データ復元の情報をかき集めようと懸命に検索結果を見渡しました。

そこには「データ復元ソフト」の名前がありました。便利なソフトウェアは近年様々開発されているものの、データ復元の分野は無理だろうと思っていたので、データ復元ソフトまで市場に出回っている事に大変驚きました。つくづく、本当に便利な世の中になったなぁ、人類は日々進歩しているなとつくづく実感しました。

私が選んだのは「Recoverit」という名前のソフトです。まずは体験版を試してみました。操作がやり易く、作業状態も分かり易かったので購入を決めました。製品をインストールし、「これで復元出来なかったらどうしよう・・・」と緊張の中作業を進めると、どんどん写真が戻ってきました!!

写真復元の操作手順

ステップ 1: データの元保存場所を選択します。


PCにWondershare「Recoverit」をインストールします。

win版ダウンロー Mac版ダウンロー

購入Recoverit(Win版) 購入Recoverit(Mac版)

元保存場所選択

ステップ 2: 消えたデータをスキャンします。


消えたデータをスキャン

ステップ 3:復元したいファイルをプレビューして復元します。


消えたデータを復元

買って良かったぁと、ホッと一安心。その後は着々と作業を進め、還暦旅行用のビデオが無事完成!旅行当日、ビデオ鑑賞の際、皆に「よく仕上がってるね~」と褒めてもらい、良い気分で過ごしました。

データを紛失した出来事を振り返ると、大泣きし雑に取り扱った事を深く反省。その後復元ソフトHDDのデータを復元を発見し、自分の手で写真を取り戻す事が出来た、人生の大事な経験となり学習したとても貴重な一日でした。

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