Jun 24,2021 • Filed to: Windows情報 • Proven solutions

Windows 10とは

Windows 10(ウィンドウズ テン)とは、マイクロソフトが発表した、Windowsシリーズに属するパーソナルコンピュータおよびタブレット端末ならびにモバイル端末用のオペレーティングシステム (OS) である。コードネームは「Threshold」。また、Windowsシリーズでは最後のバージョンとなる。

公開(発売ではない)は2015年7月29日の予定。

Part 1:主な特徴

1.ユーザーインターフェイス


デスクトップとモダンなUIを両方搭載したWindows 8.1から方針を変更し、デスクトップに統合された。そのため、デスクトップのユーザーインターフェイスが変更され、Windows 8.1のモダンUIとは若干異なるフラットなデザインを搭載。また、OS標準の壁紙はCGなどを一切使わず、光とスモークを使って撮影されたものとなっており、Microsoft公式YouTubeには壁紙の製作過程が公開されている。

2.スタート メニュー


Windows 95からWindows 7までに搭載され、Windows 8で「スタート画面」に置き換えられる形で削除されたスタートメニューが再び搭載されることとなった。ただしWindows 7のスタートメニューとは異なり、スタート画面の要素であるライブタイルと従来のスタートメニューが統合された形になっている。また、Windows 8/8.1のように全画面表示で動作するスタート画面は設定アプリにて切り替え可能であるうえ、Continuum(タブレットモード)動作中では常に全画面表示となる。

3.Cortana


音声認識アシスタント機能。この機能はWindows Phone 8.1にも先行して搭載されている。プレビュー版では日本語版に対応されていないが、日本マイクロソフトの社員によると日本語化への対応は順調に行われており、発売後に対応するとみられる。また、2015年7月1日付で日本マイクロソフトの社長に就任した平野拓也も会見で「なるべく早い時期に持ってきたい」と話している。

UEFI環境では、OSのインストール先以外にブート用や回復用などのパーティションも必要になるが、未割り当ての領域を選んでおけば、それらを自動的に作成してインストールしてくれる。

4.新しいアプリケーションアイコン


Windows 8/8.1では一部のアイコンを除き、Windows Vista/7のAeroアイコンが使われ続けていたが、Windows 10では主要なアイコンがすべて一新された。プレビュー版で徐々に各種アプリのアイコンが変更されたが、平面的で立体感のないアイコンはユーザーからの評価が低く、フィードバックに基づいて、フラットなデザインを残しつつ、従来のWindowsのような立体的なデザインに再び戻された。また、「ごみ箱」アイコンはWindows 95/98のような四角い容器に変更された。ブログでは、最終的なアイコンのデザイン案が公開されているが、ブログの更新と同時にリリースされたBuild 10130とは多少異なっている。社内では1000を超えるアイコンの再デザインを行ったとしている。

5.ウィンドウスタイル


上端以外のウィンドウ枠が1ピクセルに細くなり、タイトルバーの色が白くなったほか、タイトルの配置がWindows 7までと同様の左揃えに戻り、タイトルの文字がより小さくなった。

6.システムフォント


日本語環境でのシステムフォントが、Windows 7から追加された「Meiryo UI」から、新しく追加された「Yu Gothic UI」に変更されている(Windows Phone 8.1には先行して搭載されていた)。

7.タスクトレイ


タスクトレイの時間、音量設定、ネットワーク接続画面が新しくなった。タブレットなどタッチ操作にも最適なユーザーインターフェイスを採用しているため従来より時計や音量設定の文字やボタンが大きめになっている。

8.Continuum(タブレットモード)


タブレットからキーボードを取り外すだけで、タブレットに最適なユーザーインターフェイスを表示してくれる機能。キーボードを再び接続すると、通常のユーザーインターフェイスに戻る。ユーザーインターフェイスは、タッチしやすいようにタスクトレイのアイコンの間隔が開き、スタートメニューやアプリが全画面表示となる。フリップ操作も可能。この機能はタッチ機能を有しないPCでも通知画面から「タブレットモード」を有効にすることで利用できる。

Part 2:アプリケーション

これまでの標準アプリが一新され、ユーザーインターフェイスはWindows 10 Phoneとほぼ統一されている。

1.Microsoft Edge


ウェブブラウザ。これまでデフォルトブラウザであったInternet Explorerの後継ブラウザとして搭載される[11]。レンダリングエンジンには、IEの「Trident」から派生・発展した「Edge」と呼ばれる新エンジンが採用される。

2.通知センター(アクションセンター)


PCに来た通知を後で見ることができるほか、「タブレットモード」の切り替えやWi-Fiや画面の明るさの調整などもできる。また、タスクトレイに表示されていた吹き出し状の「通知バルーン」は廃止された。

3.仮想デスクトップ


これまで非公式ソフトウェアを使用しなければ実現できなかった仮想デスクトップ機能が追加された。

4.コマンド プロンプト


コマンドプロンプトの機能も大幅に拡充された。コマンドプロンプトは、MS-DOSの標準コマンドシェルであるCOMMAND.COMから生まれた経緯を持つ機能であるため、すべて選択(Ctrl+A)・コピー(Ctrl+C)・貼り付け(Ctrl+V)・検索(Ctrl+F)・マーク(Ctrl+M)などのWindowsから追加されたショートカットキーは永らく追加されなかったが、これらを有効化するオプションが追加された。ウィンドウを画面いっぱいに最大化できるようになり、透明度も指定できるようになった。初期プレビュービルドでは「試験機能」として提供されていたが、のちのビルドで正式に新機能として追加された。

などなど。

Part 3:販売形態とアップグレード

最新の更新プログラムがインストールされているWindows 7 SP1とWindows 8.1は、Windows 10の発売から1年間はWindows 10に無料でアップグレードでき、一度アップグレードしたPCやタブレットは「端末(ハードウェア)が寿命を終えるまで」無料でサポートされるとしている。また、2015年3月に行われた中国でのイベントで中国などで横行している海賊版も無償アップグレードの対象になると発表したが、その後方針が変更され海賊版からの無償アップグレードは対象外となった。

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